
今日もまた、1社からお祈りメールが届いた。
件名は「選考結果のご連絡」。
本文は「誠に残念ながら…」。もうこのテンプレ、何回見たかわからん。
たぶん、これで通算112社目や。ワイ氏、Python勉強して半年。
未経験エンジニアとして転職活動始めてから、毎日が戦いや。
最初はな、正直もっと楽やと思ってたんや。
「IT業界は人手不足やし、未経験でもやる気あればいけるやろ」って。
でも、甘かった。
履歴書送っても、書類で落ちる。
面接まで行けても、「実務経験がないので…」って言われる。
そらそうや、ワイには実務経験なんてない。
けどな、根性だけは誰にも負けへん。
朝は7時に起きて、Pythonのコード書く。
Progate、ドットインストール、Udemy、YouTube…使えるもんは全部使った。
エラーが出たら、Stack Overflowで調べて、Qiitaで似たような記事探して、何時間も格闘する。
気づいたら夜中の2時とかザラや。
けど、楽しいねん。
コードが動いた瞬間のあの快感、たまらん。
プロローグはここまでにしとこか。
ワイは20代、元営業マン、今はエンジニア志望の男や。
今日はちょっと振り返りや。ワイが半年間Python勉強して、転職活動で100社以上落ちた話。せやけど、最後には1社だけ内定もろたんや。これはその記録や。
目次
2025年3月:エンジニアになるって決めた日
営業の仕事、嫌いちゃうかったけど、心のどっかで「このままやとアカン」って思っていた。
毎日数字に追われて、上司に詰められて、帰って寝るだけの生活。
ほんまにこれがワイの人生なんか?ってな。
そんなとき、YouTubeで「未経験からエンジニアになった」って動画見てん。
「Python?なんやそれ。ヘビか?」って思ったけど、調べたらプログラミング言語やって。
「よっしゃ、ワイもやったる!」って決意したのが3月のこと。
2025年4月〜8月:独学地獄の4ヶ月
最初はProgateとかUdemyで基礎から始めた。
変数?関数?for文?
最初は意味わからんかったけど、毎日コツコツやった。
朝5時に起きて勉強して、夜も帰ってから3時間。
土日はカフェでコード書いて、エラー出て泣きそうになって、それでも続けた。
ポートフォリオも作った。
・タスク管理アプリ(Flask)
・天気予報取得アプリ(API連携)
・簡単なWebスクレイピングツール
GitHubに上げて、Qiitaにも記事書いて、Xで発信もした。
「未経験やけど、ワイは本気や」って気持ち、誰かに届いてほしかった。
2025年8月:転職活動スタート
履歴書と職務経歴書を何回も書き直した。
「営業で培ったコミュニケーション力を活かして〜」とか、「独学でPythonを習得し〜」とか、言葉選びに悩んで、夜中まで推敲した。
最初の1週間で20社応募。
結果は…全滅。
「未経験はちょっと…」 「ポートフォリオは良いけど、実務経験が…」 「今回はご縁がなかったということで…」
そんなんばっかり。
心折れそうになったけど、ワイは根性だけは負けへん。
「落ちてもええ。次行こ。ワイは絶対エンジニアになるんや」って自分に言い聞かせた。
2025年9月:応募件数100社突破
気づいたら応募数が100社超えてた。
面接も30社以上受けた。
Zoomでの面接、緊張して声震えたこともある。
「技術的な質問に答えられへんかった…」って落ち込んだ日もある。
けど、毎回フィードバックもらって、次に活かした。
面接で言われた印象的な言葉がある。
「君、根性あるね。でも技術はまだまだだね」
「未経験でここまでやるのはすごい。でも即戦力にはならん」
悔しかった。でも、ワイは諦めへんかった。
奇跡の内定1社
ある日、1通のメールが届いた。
「最終面接の結果、内定をお出しします」
ワイ、泣いた。ほんまに泣いた。
100社以上落ちて、心折れそうになって、それでも続けてきた結果が報われた瞬間やった。
その会社は、スタートアップで少人数。未経験でも育てる文化があるって。
「君の熱意に賭けてみたい」って言ってくれた。
ワイの根性と前向きさが、やっと評価されたんや。
これからのワイ
内定もろたからって、ゴールちゃう。ここからがスタートや。
実務はもっと厳しいやろうし、知らんことだらけやと思う。
でも、ワイは半年でここまで来た。
これからも毎日学んで、成長して、いつか「未経験からエンジニアになった男」として誰かの希望になりたい。
転職活動はほんまにしんどかった。
けど、ワイは言いたい。「落ちてもええ。諦めへんかったら、道は開ける」って。
ほな、今日はこのへんで。 明日からはエンジニアとしての新しい日記が始まるんや。楽しみやで。
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