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現役AIエンジニアが営業用AIデモ作成サービスで10万円を稼いだ副業の実体験

ワイは都内在住の30代、現役のAIエンジニアや。

普段は某IT企業で自然言語処理(NLP)や機械学習モデルの開発を担当してる。

仕事はおもろいし、やりがいもある。

でも、会社の枠だけで生きるのはもったいない気がしてて、副業で自分のスキルを試すのが趣味みたいになってる。

そんなある日、LinkedInで「営業用AIデモを作れる人を探しています。報酬10万円、納期2週間」っていう投稿を見つけた。

ワイ、思わず「これ、ワイの出番やん」と声出たわ。営業用のAIデモって、要はクライアント向けに見せる“動くサンプル”やろ?ワイ、社内でもよう作ってるし、得意分野や。

案件との出会い

投稿主にDM送ったら、すぐに返信が来た。

相手はSaaS系のスタートアップで、営業チームがAIを使った提案をしたいけど、技術的なデモが作れへんらしい。

社内にエンジニアはおるけど、営業向けの“見せるAI”を作れる人がいないとのこと。

「営業先で『こんなことできますよ』って見せられるAIデモを作ってほしい。できれば、Webブラウザで動くやつ。報酬は10万円でどうですか?」

ワイは即答した。「やります」

要件の整理

まずはZoomでヒアリング。営業先は製造業の企業で、品質管理や異常検知に興味があるらしい。

せやから、AIで「異常なデータを検知する」っていうデモを作ってほしいとのこと。

しかも、営業がノートPCで開いて、ブラウザでサクッと見せられるようにしてほしいらしい。

要件はこんな感じや

Webブラウザで動くAIデモ

製造業のセンサーデータを模したCSVを読み込んで、異常値を検知

検知結果をグラフで表示

UIはシンプルで、営業が説明しやすいように

コードはGitHubで納品、ドキュメント付き

ワイは「これはStreamlit+異常検知モデルでいけるな」と判断。

実装と工夫

まずは、センサーデータっぽいCSVを自作。

温度、圧力、振動みたいな項目を入れて、異常値をランダムに混ぜた。

モデルはIsolation Forestを使って、異常スコアを算出。

StreamlitでUIを作って、CSVをアップロード→グラフ表示→異常箇所を赤でハイライトするようにした。

一番工夫したのは、営業が説明しやすいように「この赤い点が異常です」「正常な範囲はここです」っていう注釈をグラフに入れたことや。

あと、モデルの仕組みを簡単に説明するセクションも追加して、「AIがどう判断してるか」を営業が語れるようにした。

さらに、デモの起動方法をREADMEに丁寧に書いて、営業が技術に詳しくなくても使えるようにした。

ワイは「技術は見せ方が命や」と思ってるから、見た目と使いやすさにはこだわった。

自宅での作業

作業は全部自宅でやった。平日は仕事終わってから、夜に2〜3時間。週末は朝からコーヒー飲みながらがっつり。

Streamlitは軽いから、ローカルでサクサク動くし、開発も快適やった。

嫁には「またパソコンばっかりやな」って言われたけど、ワイは「これで10万やからな」とニヤけてた。

副業って、報酬も嬉しいけど、自分のスキルが誰かの役に立つって実感できるのがええんよな。

納品と報酬

納期の2日前にGitHubでコードとREADMEを納品。

Zoomでデモを見せたら、営業チームの人が「これ、めっちゃ使いやすい!説明もしやすい!」って喜んでくれた。

即日で報酬の10万円が振り込まれた。ワイ、通帳見てまたニヤけたわ。

副業で稼いだ10万円。しかも、自分の得意分野で。これはほんまに嬉しかった。

副業のその後

この案件がきっかけで、「営業用AIデモ作成サービス」っていう肩書きをつけて、クラウドソーシングでも仕事を募集するようになった。

今では月に1〜2件、営業支援用のAIデモを作る仕事を受けてる。

異常検知、チャットボット、レコメンド、画像分類…いろんな業種に応用できる。

副業を通じて、ワイは「会社の外でも通用するスキル」を実感できた。

収入も増えたし、自信もついた。何より、自分の技術が誰かの“売る力”になるって、めっちゃやりがいある。

というわけで、営業用AIデモ作成サービスでワイが10万円稼いだ話や。

もし同じように副業考えてるAIエンジニアがおったら、営業支援は狙い目やで。

技術を“見せる”っていうスキルは、意外と重宝される。

ワイみたいに、自宅で稼げるチャンスはゴロゴロ転がってる。あとは、拾うかどうかや。

さて、次はどんなデモを作ることになるんやろな。楽しみや。

この記事を書いた人(著者情報)

片山

カタチップ編集長。昭和生まれの30代でWeb業界歴は10年以上。現在はカタチップを運用しつつ事業会社でWEBメディアサイトのWebディレクター兼マークアップエンジニアを担当。最近はSNSの運用にも業務範囲を拡大中です。

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