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現役AIエンジニアがAIツール導入トレーニングを提供して10万円を稼いだ副業の実体験

ワイは都内のIT企業で働く30代のAIエンジニアや。

普段は自然言語処理系のプロジェクトに関わってて、Pythonと格闘する日々。

仕事は嫌いやないけど、正直、給料だけじゃちょっと物足りん。

せやから、副業で何か稼げへんかとずっと考えてたんや。

きっかけは「ChatGPT導入したけど、使い方がわからん」

ある日、大学時代の友人からLINEが来たんや。「うちの会社でChatGPT導入したんやけど、誰も使いこなせてへんねん。ちょっと教えてくれへん?」ってな。

最初は軽い気持ちで「ええよ」って返したんやけど、これが思いのほかビジネスになりそうやと気づいたのは、その後のことや。

友人の会社は中小企業で、営業や事務の人が多い。AIなんて触ったこともない人ばっかりや。

ChatGPTを導入したはええけど、「どうやって使えばええの?」「何ができるの?」って状態。

ワイが1時間ほどZoomで使い方をレクチャーしたら、みんなめっちゃ感動してくれてな。

「こんな便利なんや!」「もっと早く知りたかった!」って。

そのとき、ワイはピンときた。「これ、ニーズあるやん」って。

副業としての「AIツール導入トレーニング」

そこからワイは、AIツール導入後のユーザートレーニングを副業としてやってみることにした。

まずはnoteに「現役AIエンジニアが教える!ChatGPTの業務活用術」って記事を書いて、Twitter(今はXやけどな)で拡散。

そしたら、思った以上に反応があって、DMがポツポツ来るようになった。

最初のクライアントは、都内の小さな広告代理店。

代表の方が「社員にAIを使わせたいけど、誰も使い方がわからん」とのこと。

打ち合わせして、以下の内容でトレーニングを提案したんや。

ChatGPTの基本的な使い方(プロンプトの書き方)

・業務別の活用例(メール作成、企画書のたたき台、アイデア出しなど)

・社員が自分で使いこなせるようになるためのワークショップ

これを2時間のオンライン講座+1週間のチャットサポート付きで「3万円」で提案したら、即OK。Zoomで画面共有しながら、実際にプロンプトを打って見せたり、参加者に実践してもらったりして、めっちゃ盛り上がった。

口コミとリピートで広がる需要

その後も、口コミで依頼が増えていった。特に多かったのが、以下の業種や。

・士業(税理士・社労士):書類作成や顧客対応の効率化

・教育関係:教材作成や保護者対応の文書作成

・フリーランス:SNS投稿やブログ記事の下書き

ワイはそれぞれの業種に合わせて、カスタマイズしたトレーニング資料を作成。

これが地味に大変やけど、逆に言えば「現場を知ってるエンジニア」やからこそできる価値提供やと思ってる。

料金も徐々に上げていって、1回あたり3万円→5万円に。中には「社内研修としてやってほしい」ってことで、10人以上に向けてやったこともある。

そのときは1回で8万円。交通費も出してくれて、実質10万円近く稼げた。

自宅で完結、リスクも低い

この副業のええところは、ほとんど自宅で完結するってことや。

Zoomとスライド資料さえあれば、全国どこでも対応できる。

しかも、在宅ワークやから本業に支障も出にくい。

ワイは基本的に土日の午前中か、平日の夜にやってた。

もちろん、最初は不安もあったで。「ほんまに需要あるんか?」「ワイの説明で伝わるんか?」って。

でも、やってみたら意外とみんな「わかりやすい!」って言ってくれるし、何より「ありがとう」って言われるのが嬉しい。

今後の展望と学び

今は月に2〜3件ペースで依頼が来てて、月収ベースで10万円前後の副収入になってる。

これをもっと仕組み化して、動画講座やテンプレート販売にも展開していきたいと思ってる。

この副業を通じて学んだのは、「自分にとって当たり前の知識が、他人にとっては価値になる」ってことや。

AIエンジニアとしてのスキルを、ちょっと視点を変えて提供するだけで、ちゃんとお金になる。

しかも、誰かの役に立てるって最高やん。

というわけで、ワイの副業体験談、参考になったやろか?

AIエンジニアやってる人、あるいはAIに詳しい人には、ほんまにおすすめの副業やで。

「教える」って、実はめっちゃ価値あるスキルや。

この記事を書いた人(著者情報)

片山

カタチップ編集長。昭和生まれの30代でWeb業界歴は10年以上。現在はカタチップを運用しつつ事業会社でWEBメディアサイトのWebディレクター兼マークアップエンジニアを担当。最近はSNSの運用にも業務範囲を拡大中です。

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