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現役AIエンジニアが翻訳と要約の定額サブスクを提供して10万円を稼いだ副業の実体験

ワイは都内のIT企業で働く30代のAIエンジニアや。

普段は自然言語処理のモデル開発とか、企業向けのAIソリューションを作ったりしてる。

仕事はやりがいあるけど、正直、収入面ではもうちょい余裕が欲しい。

せやから、副業で何かできへんかとずっと考えてたんや。

きっかけは「翻訳と要約、誰かやってくれへん?」

ある日、Xでフォローしてるフリーランスのライターが「海外の資料を読むのがしんどい。

誰か翻訳と要約を定期的にやってくれる人おらんかな?」ってつぶやいてたんや。

ワイはそれ見て、「それ、AI使えば効率よくできるやん」って思った。

ワイの専門は自然言語処理。翻訳も要約も、今のモデルならかなり精度高い。

しかも、ちょっと人の手を加えれば、読みやすくて実用的なアウトプットになる。

そこで、DM送って「定額で翻訳・要約サービスやりますよ」って提案してみたんや。

そしたら「ぜひお願いしたい!」って即レス。そこから、ワイの副業が始まった。

サービス設計について

サービス設計は月額5,000円のサブスクモデル

最初は個別対応やったけど、効率悪いし収益も安定せえへん。せやから、サブスクモデルに切り替えた。内容はこんな感じや。

・月額5,000円

・毎週1回、指定された記事・資料を翻訳&要約(英→日 or 日→英)

・文字数は1回あたり最大3,000字まで

・納期は48時間以内

・Slackまたはメールで納品

このサービスをnoteとXで告知したら、意外と反応があってな。特に多かったのが、以下の層や。

海外のニュースや論文をチェックしたいけど、英語が苦手なビジネスパーソン

海外クライアントとのやりとりがあるフリーランス

英語教材を作ってる教育関係者

最初の1ヶ月で5人が契約してくれて、月収25,000円。自宅で、空いた時間にできる仕事としては上々や。

AI+人力のハイブリッドで品質を担保

もちろん、全部AI任せにはしてへん。

ワイはChatGPTやDeepLを使って、まず機械翻訳と要約を生成。そのあと、自分でチェックして、文脈に合うように修正する。

特に要約は、単に短くするだけやなくて「何が重要か」を見極める必要がある。

たとえば、ある週に依頼されたのは、海外のマーケティングレポート。AIに要約させると、数字ばっかり並んでて、読み手にとって「で、何が言いたいの?」ってなる。

そこをワイが補足して、「このレポートのポイントは、Z世代がSNS広告に対して反応しやすい傾向があること」ってまとめる。

こういう「人間の視点」が入ることで、クライアントの満足度がぐっと上がるんや。

口コミと紹介で契約者が増加

2ヶ月目には契約者が10人に増えて、月収5万円。

Slackで納品したときに「めっちゃ助かってます!」「これ、社内でも使いたい」って言われて、そこから法人契約にもつながった。

ある教育系スタートアップは、月額2万円で契約してくれて、毎週2本の教材記事を翻訳・要約。

しかも、社内で使うテンプレートも一緒に作ってほしいってことで、追加で3万円のスポット案件も受注した。

この月は、合計で10万円超え。

全部自宅で完結してるし、Zoomも使わへん。

Slackとメールだけでやりとりして、納品はGoogle Docs。

ほんまに、今の時代ってすごいわ。

工夫したポイントと学び

この副業でうまくいった理由は、いくつかあると思ってる。

・サブスクモデルで収益が安定

・AIを活用して作業効率を最大化

・人力で品質を担保して、信頼を獲得

・クライアントの業種に合わせて柔軟に対応

あとは、ワイが「現役AIエンジニア」って肩書きやから、信頼されやすかったのもある。

技術的な裏付けがあるってだけで、安心感が違うんやろな。

今後の展望

今は契約者が15人を超えてて、月収ベースで7〜10万円をキープしてる。

今後は、以下の展開を考えてる。

・自動化ツールの開発(依頼→納品までのフローを効率化)

・翻訳・要約テンプレートの販売

・法人向けの月額プラン(複数部署対応)

副業って、単に「稼ぐ」だけやなくて、自分のスキルをどう活かすかの実験場やと思う。

ワイはこの副業を通じて、「AIは使い方次第で、誰かの課題を解決できる」ってことを実感した。

というわけで、ワイの副業体験談、参考になったやろか?

AIエンジニアとしてのスキルを、ちょっと視点を変えて提供するだけで、ちゃんと価値になる。

ほんまに、今の時代は「技術×サービス」で稼げるチャンスがゴロゴロしてるで。

この記事を書いた人(著者情報)

片山

カタチップ編集長。昭和生まれの30代でWeb業界歴は10年以上。現在はカタチップを運用しつつ事業会社でWEBメディアサイトのWebディレクター兼マークアップエンジニアを担当。最近はSNSの運用にも業務範囲を拡大中です。

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