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現役AIエンジニアが業務効率化ワークフローを提供して10万円を稼いだ副業の実体験

ワイは都内のIT企業で働く30代のAIエンジニアや。

普段は社内のデータ分析基盤を整備したり、業務自動化の仕組みを作ったりしてる。PythonとSlack API、Notion、Zapier、Google Apps Scriptあたりが主戦場やな。

本業では「どうやったら定型業務を自動化できるか?」を日々考えてるんやけど、ある日ふと思ったんや。

「これ、社外の人にも役立つんちゃうか?」って。

きっかけは社内のSlackボット

ワイが作ったSlackボットがあるんや。営業チーム向けに作ったもんで、Googleフォームで入力された商談情報を自動でNotionに記録して、Slackに通知を飛ばすっていうシンプルなやつ。

でも、これがめっちゃ好評でな。

「これ、もっと早く欲しかった!」って言われて、社内でちょっとしたヒーロー扱いやった。

そのとき気づいたんや。「こういう業務効率化の仕組みって、他の会社でもニーズあるんちゃうか?」って。

ワークフローをテンプレート化して販売してみた

まずは、ワイが社内で作ったワークフローをテンプレート化することにした。以下の3つを選んだんや。

営業支援ワークフロー  Googleフォーム → Googleスプレッドシート → Notion → Slack通知  商談情報を一元管理して、チームに即時共有できる仕組み。

議事録自動整理ワークフロー  Zoom録画 → Whisperで文字起こし → ChatGPTで要約 → Notionに自動投稿  会議後の議事録作成を完全自動化。

週次レポート自動生成ワークフロー  Googleスプレッドシートのデータをもとに、ChatGPTで週次レポートを生成 → PDF化 → メール送信

これらを「ノーコードで導入できる業務効率化テンプレート」として、noteで販売することにしたんや。

価格は1つ3,000円、3点セットで7,000円。導入マニュアルと動画解説付きや。

SNSでの発信と初動の反応

Twitter(今はXやけどな)で「現役AIエンジニアが作った業務効率化テンプレート、公開しました!」って投稿したら、意外と反応があってな。

特に反応が良かったのは、以下の層や。

・スタートアップのバックオフィス担当者

・フリーランスのディレクター

・中小企業のIT担当者

「こういうの欲しかった!」「自分で作るのは無理やけど、テンプレがあれば助かる」って声が多かった。

初週で10件以上売れて、いきなり3万円の売上。正直、びっくりしたわ。

カスタマイズ依頼で単価アップ

テンプレートを買ってくれた人の中には、「うちの業務に合わせてカスタマイズしてくれませんか?」って依頼してくる人もおってな。

そういうときは、1件あたり1〜2万円で対応した。

たとえば、ある不動産会社の営業チームからは、「物件情報を入力したら、自動でPDF資料を作って、顧客にメール送信したい」って依頼があった。

Googleフォームとスプレッドシート、GAS、Gmail APIを組み合わせて、2日で納品。報酬は2.5万円。

こういうスポット案件が月に3件入って、テンプレ販売と合わせて10万円を突破したんや。

工夫したポイントと差別化

この副業でうまくいった理由は、いくつかあると思ってる。

実務ベースのリアルなワークフロー:机上の空論やなくて、実際に社内で使ってる仕組みやから、説得力がある。

ノーコードで導入可能:エンジニアやない人でも使えるように、ZapierやMake、GASで構成。

導入マニュアルと動画解説付き:これが初心者には好評やった。

「動画があるから安心して導入できた」って声、多かったで。

SlackやNotionなど、みんなが使ってるツールに対応:ニーズが広い。

あと、ワイが「現役AIエンジニア」って肩書きやから、信頼されやすかったのもある。

技術的な裏付けがあるってだけで、安心感が違うんやろな。

今後の展望と学び

今は月に20件以上売れてて、テンプレ販売だけで月収6〜7万円。カスタマイズ案件を含めると、月10万円は安定して超えるようになった。

今後は以下の展開を考えてる。

・法人向けの年間契約プラン:月1回の新テンプレ提供+サポート付きで月額1万円

・Udemyやストアカでの講座展開:テンプレの使い方を動画で学べるようにする

・業種別テンプレの拡充:医療、教育、士業向けなど、ニッチなニーズに対応

この副業を通じて学んだのは、「自分が当たり前にやってることが、他人にとっては価値になる」ってことや。

特に、業務効率化ってみんな興味あるけど、手を動かす時間もスキルもない人が多い。

そこに、ワイのスキルが刺さったんやと思う。

というわけで、ワイの副業体験談、どうやった?

AIエンジニアとしてのスキルを、ちょっと視点を変えてテンプレート化するだけで、ちゃんとお金になる。

ほんまに、今の時代は「仕組みを売る」っていう新しい稼ぎ方があるんやで。

この記事を書いた人(著者情報)

片山

カタチップ編集長。昭和生まれの30代でWeb業界歴は10年以上。現在はカタチップを運用しつつ事業会社でWEBメディアサイトのWebディレクター兼マークアップエンジニアを担当。最近はSNSの運用にも業務範囲を拡大中です。

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