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事故とヒヤリハットについての備忘録

このページは以前勤務していたWEB制作会社におけるディレクター業務の個人的な備忘録です。

事故やヒヤリハットが発生した場合

  • ・事故は事の重大さと解決手法を全社意識として捉えてもらうために全社員共有が基本である。
  • ・ヒヤリハットは次の事故に繋がらないよう再発防止に向けて現場レベルで都度対策するため、各チームの共有を主とする。
  • ・ヒヤリハットは良いことだと認識する。発表し共有することで会社全体の品質向上を目指す。

※ヒヤリハット(本番環境へ反映する前の社内確認にて事前に発見できたミスのこと)
ただし、本番環境以外であってもクライアントからミスを指摘された場合は、
「社内で発見できなかった」という意味で事故という認識になる。

※事故(社内確認で発見できず、本番環境へ反映後に発見・報告されたミスのこと)
事故報告書の作成、クライアントへの報告が必要になる。

クライアントへ提出する報告書について

1. 事故報告書(経緯報告書)

事故が発生したときに、クライアントに対して、事故の経緯、原因、再発防止策等を報告するための文書。
プロデューサー確認の上、早い段階でクライアントへ提出する必要がある。

2. お詫び状や謝罪文

クライアントに対して謝罪の気持ちを表わすための文書。
お詫び状や謝罪文は、発生した事故に対して会社として謝罪する必要がある場合に作成する。
事故の重大度に応じてプロデューサーではなく社長名で作成する必要がある。

事故報告書の記載内容

1.発覚日時
事故が明らかになった日時を記載
2.事故内容
事故の概要及び対応までの経緯を記載
3.影響範囲
事故が発生し復旧するまでの時間や対象ユーザーなどの影響を記載
4.事故の原因
事故が発生したきっかけとなる原因や経緯を記載
5.今後の対策
再発防止策を記載

この記事を書いた人(著者情報)

片山

カタチップ編集長。昭和生まれの30代でWeb業界歴は10年以上。現在はカタチップを運用しつつ事業会社でWEBメディアサイトのWebディレクター兼マークアップエンジニアを担当。最近はSNSの運用にも業務範囲を拡大中です。

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