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現役AIエンジニアが2025年に企業のAIガバナンス支援をして10万円を稼いだ副業の実体験

ワイは都内在住の30代、現役のAIエンジニアや。

普段は某IT企業で自然言語処理のモデル開発に携わっとる。

技術的な仕事は好きやけど、最近はAIの社会的影響や法規制の話題が増えてきて、社内でも「AI倫理」や「ガバナンス」の重要性が叫ばれとる。

ワイ自身、技術だけでなくその周辺のルールや倫理にも興味があって、社内のAI倫理委員会にも顔を出すようになった。

そんな中で、「この知識、副業に活かせるんちゃうか?」って思ったんや。

アイデアの着想

きっかけは、ある中小企業の経営者からの相談やった。

「うちもAIチャットボット導入したいんやけど、個人情報とか法的に問題ないか不安で…」って話を聞いて、ワイは「それ、ワイがサポートできるで」と思った。

AIを導入したい企業は増えてるけど、法規制や倫理面の知識が足りてへん。

特に中小企業やスタートアップは、専門の法務部門がないことも多い。

せやから、ワイが「AIガバナンス支援」という形で、副業としてアドバイスを提供することにしたんや。

サービス内容と準備

ワイが提供するのは、以下の3つのサービスや。

AI導入に関する法規制チェック(個人情報保護法、GDPR、AI基本法など)

AI倫理ガイドラインの策定支援(公平性、透明性、説明責任など)

社内向けAI利用ポリシーのドラフト作成

まずは、noteに「AI導入時の法規制と倫理の落とし穴」って記事を書いて、Xでも「AIガバナンス支援始めました」って告知した。

料金は1案件あたり1万5千円〜。最初は高いかなと思ったけど、専門性が高い分、価値はあると判断した。

初案件と対応

最初の依頼は、都内の教育系スタートアップからやった。

「教育現場でAIを使った学習支援ツールを導入したいけど、生徒のデータを扱うから不安」とのこと。

ワイはZoomでヒアリングして、使用予定のAIツール、収集するデータ、利用目的を確認。

その上で、個人情報保護法の観点からのリスクと、保護者への説明責任についてアドバイスした。

さらに、ワイが簡易な「AI利用ガイドライン」を作成して納品。

これがめっちゃ喜ばれて、「他の部署にも紹介したい」と言われた。

これが口コミにつながって、次々と依頼が舞い込むようになったんや。

収益化と副業10万円達成まで

副業開始から2ヶ月で、案件数は7件。

平均単価は1万5千円。

中には、社内研修資料の作成まで依頼されたケースもあって、単価が2万円を超えたこともあった。

案件のジャンルも広がってきた。例えば:

医療系スタートアップ:AI診断ツールの倫理的リスク評価

小売企業:顧客データを使ったレコメンドAIの法的チェック

地方自治体:AIを活用した住民サービスの透明性確保

ワイはすべて自宅で対応。

資料作成はNotionとGoogle Docs、ヒアリングはZoom。

空いた時間にコツコツ進めて、ついに月収10万円を突破した。

工夫したポイント

ワイが意識したのは、「専門用語を使いすぎないこと」と「実務に落とし込めるアドバイスをすること」。

法規制や倫理って、どうしても抽象的になりがちやけど、現場の人がすぐに使える形にするのが大事や。

例えば、「GDPRに違反しないようにしましょう」じゃなくて、「このデータは明示的な同意が必要です。

同意取得の文面はこうしましょう」って具体的に示すようにした。

また、AIツールの技術的な仕組みも理解してるから、「このモデルはブラックボックス性が高いので、説明責任の観点から注意が必要です」みたいな技術×倫理の視点でアドバイスできるのが強みやった。

副業を通じて得たもの

この副業を通じて、ワイは「AIの社会実装には技術だけやなく、ルールと倫理が不可欠」ってことを改めて実感した。

そして、その橋渡し役になれるのは、技術と法規制の両方を理解してる人間や。

また、企業の現場の声を聞くことで、AI導入のリアルな課題も見えてきた。これは本業にも活かせる視点やと思う。

今では、AIガバナンス支援はワイの副業の柱になってる。

もちろん、まだまだ勉強も必要やし、法改正にも追いつかんとあかん。

でも、「自分の知識で社会の不安を減らして、収入も得られる」って体験は、何にも代えがたい価値や。

こんな感じで、ワイの副業ストーリーは続いてる。

次の目標は、AIガバナンスに特化したオンライン講座の開設。

そして、もっと多くの企業に「安心してAIを使える環境」を届けたいと思ってる。

ワイみたいな普通のエンジニアでも、ちょっとした工夫と行動で副業はできる。

もしこの記事を読んで「自分もやってみたい」と思ったら、ぜひ一歩踏み出してみてや。

この記事を書いた人(著者情報)

片山

カタチップ編集長。昭和生まれの30代でWeb業界歴は10年以上。現在はカタチップを運用しつつ事業会社でWEBメディアサイトのWebディレクター兼マークアップエンジニアを担当。最近はSNSの運用にも業務範囲を拡大中です。

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