Web制作 × AI

【CSS】画像の上に2分割して重ねた2つのカラーを上方向と下方向へお互いすれ違うようアニメーションした後に画像を表示させる方法

コーディングテクニックの実装内容

今回はWeb制作におけるCSSアニメーションの中でカーテンアニメーションに関する内容です。画像の上に2分割して重ねた2つのカラーを上方向と下方向へお互いすれ違うようアニメーションした後に画像を表示させる方法を紹介します。@keyframesを使用したCSSアニメーションになります。

コーディングテクニックの使いどころ

スクロールをして画像が見えたらアニメーションを実行させるのが一般的な使い方となります。キービジュアルなど目立つ画像に対して実装するのも効果的です。

実装難易度・必要なスキル

コーディングとjQueryの基礎的な知識があれば実務未経験のコーダー、マークアップエンジニア、Webデザイナー、エンジニア、副業の初心者など誰でも実装可能です。

実装所要時間は10分程度

CSS,JavaScriptの記述内容

.block {
  width: 768px;
  overflow: hidden;
  margin: 50px auto 0;
}

.box {
  position: relative;
  display: flex;
  align-items: center;
  width: 100%;
  height: 100%;
}

.left,.right {
  position: absolute;
  top: 0;
  display: block;
  width: 50%;
  height: 100%;
  transition: transform 1s cubic-bezier(0.2, 1.1, 0.4, 1);
}

.left {
  left: 0;
  background: #000;
  transform: translate3d(0, 100%, 0);
}

.right {
  right: 0;
  background: #ddd;
  transform: translate3d(0, -100%, 0);
}

.active .left,.active .right {
  transform: translate3d(0, 0, 0);
  animation: anime 3s ease both;
}

.img {
  transition: all 1.5s 1s;
  opacity: 0;
}

.active .img {
  opacity: 1;
}

@keyframes anime {
  from {
    opacity: 1;
  }
  to {
    opacity: 0;
  }
}
@media screen and (max-width:640px){
  .block {
    width: 100%;
  }
}

実装のポイント

  • 1) imgタグを囲むdivに横幅とposition:relative;を指定
  • 2) imgタグを囲むdiv内に左側をスライドさせる用のspanと左側をスライドさせる用のspanを記述。それぞれwidth: 50%を指定して画像に対して半々となるようにする
  • 3) 左側のspanはtransform: translate3d(0, 100%, 0)で画像の下、右側のspanはtransform: translate3d(0, -100%, 0)で画像の上にセットしておく
  • 4) divに.addClass()でクラスactiveを付与。クラスactiveが付与されたspanにtransform: translate3d(0, 0, 0)を指定することで左側の色は下から上。右側の色は上から下に動く。spanはanimationプロパティでopacity: 0にする
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この記事を書いた人(著者情報)

片山

カタチップ編集長。昭和生まれの30代でWeb業界歴は10年以上。現在はカタチップを運用しつつ事業会社でWEBメディアサイトのWebディレクター兼マークアップエンジニアを担当。最近はSNSの運用にも業務範囲を拡大中です。

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