Web制作 × AI

【jQuery】transform:scale()を使用してスライダー(slick)をズームアウトしながら切り替える方法

コーディングテクニックの実装内容

今回はWeb制作におけるjQueryのプラグインを使用したスライダー(slick)に関する内容です。要素を拡大・縮小表示させるtransform:scale() を使用して、スライダーをズームアウトしながら切り替えるテクニックをご紹介します。slickを問題なく設置できるスキルがあればコピペで実装できます。

jQueryスライダープラグイン : 「slick」を使用

コーディングテクニックの使いどころ

通常のスライダーに比べて一つ一つのスライドを目立たせることができるので、トップページの一番最初に表示される「ヒーローエリア」などに配置すると効果的です。

実装難易度・必要なスキル

コーディングとjQueryの基礎的な知識があれば実務未経験のコーダー、マークアップエンジニア、Webデザイナー、エンジニア、副業の初心者など誰でも実装可能です。

実装所要時間は10分程度

transform:scale()を使用してスライダー(slick)をズームアウトしながら切り替える方法の動画

CSS,JavaScriptの記述内容

実装に必要なスクリプトとスタイルはこれだけです。

$(function(){
  $('.slider').slick({
    fade: true,
    arrows: false,
    autoplay:true,
    autoplaySpeed:1500,
    pauseOnFocus: false,
    pauseOnHover: false
  });
});
.slider img {
  transform-origin: center top;
  transform: scale(1.1);
  transition: 5s ease-out;
}
.slider .slick-active img {
  transform: scale(1.0);
}

実装のポイント

  • 1. スライダーはjQueryのプラグインであるslickを使用。
  • 2. スライダーのimgタグにscale(1.1)を指定してスライド画像を拡大させておく。
    同様にimgタグへtransitionでtransition-durationやtransition-timing-functionを指定する。
  • 3. slickを使用すると表示画像を囲むタグに対して.slick-activeが自動的に付与される(今回のデモページではliタグに付与)。
    liタグに.slick-activeが付与された時のimgタグにscale(1.0)を指定することで画像が拡大→縮小されズームアウトの動きとなる。
PR
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ChatGPT 120%活用術 [ ChatGPTビジネス研究会 ]
価格:1,390円(税込、送料無料) (2023/5/23時点)


この記事を書いた人(著者情報)

片山

カタチップ編集長。昭和生まれの30代でWeb業界歴は10年以上。現在はカタチップを運用しつつ事業会社でWEBメディアサイトのWebディレクター兼マークアップエンジニアを担当。最近はSNSの運用にも業務範囲を拡大中です。

著者画像

スポンサーリンク